日経225オプション取引は投資倍率が高いので小額の資金で大きな利益を狙うことが可能
とされていますが、損失を限定できるといっても損失を被る場面に遭遇すれば避けることは
出来ません。以下はオプションを現時点で行使したと仮定した場合の
損益になります。
●利益の出ている状態=インザマネー:ITM
●損益がゼロの状態=アットザマネー:ATM
●損失の出ている状態=アウトオブザマネー:OTM
ITMは日経225オプション取引におきまして、本質的価値が発生している状態のオプション
を意味しています。本質的価値がない状態のオプションを
ATM、
OTMと読んでいます。
例えば、行使価格が100円の
コールオプションを購入している場合に、その商品の市場
価格が110円であれば行使価格100円で買い付け、市場で110円で売り戻すことで10円の
利益が得られます。ですので、10円の本質的価値があることになります。
この状態をITMのオプションといいます。
日経225オプション取引におきまして、商品の
市場価格が100円であればオプションの行使による損益はゼロで、この状態がATMです。
オプションを行使しても損も得もない状態を表しております。逆に日経225オプション取引に
おきまして、市場価格が90円の場合には、100円で買付けれ90円で売り戻すと損失が出る
状態になりますので、オプションは行使されません。
この利益が出る状態から遠ざかっているオプションのことをOTMといいます。
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