雇用統計の失業率が若干改善されていることから米国経済が回復の兆しが見えてきたと
考える向きが強まっていますが、実体経済は悪化する一方です。
インフレ化が進むのを抑えるために半ば強引に米国の株式市場は今の水準を保っている
だけなので、何かの拍子に一転して下落トレンドにシフトするかもしれません。
しかし、そういった状況の方が日経225オプションをはじめとしたオプション取引で利益を
あげるための大きなチャンスなんです。暴落局面を喜んで良いのかは悩むところですが、
暴落局面ではオプション取引では大きな利益を狙うことができます。
暴落局面で反転してボラティリティが急上昇したところを狙ってボラティリティを売ります。
ボラティリティが急上昇することによって、オプションの価格は急上昇することになります。
つまり、価格が大きく跳ね上がったところでオプションを売るわけです。急に動いた場合は
市場の注目を集めるのでですが、時が経つにつれて市場は落ち着きを取り戻します。
そして、その時点で安くなったオプションを買い戻すことにより差額が利益になるわけです。
このような形でボラティリティが跳ね上がると利益が一気に膨らみます。
しかし、オプションの売り戦略は、買い戦略以上に確かに優位性旗買いのですが、その分
リスクも大きいので、注意しなければなりません。自己流は十分注意する必要があります。
ですので、これまで現物しか取引したことの無いのであれば、オプション取引は極端に難解
に思われると思います。今後、現物取引だけでは難しい相場展開が訪れる可能性が高い
ので、セミナーなどを通じて本格的にオプションを学ばれるのも一つの手だと思います。
