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SPAN証拠金と必要証拠金について - 日経225オプションが分かるオプション取引入門





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SPAN証拠金と必要証拠金について


今回は日経225オプションの証拠金の仕組みについて誠に簡単で
はございますが解説させて頂きたいと思います。



日経225先物、日経225mini、日経225オプションでは証拠金とし
てSPAN証拠金と必要証拠金の2つがあります。



SPAN証拠金は東京証券取引所(東証)、大阪証券取引所(大証)
で導入されている証拠金制度です。各証券会社にとってSPAN証
拠金は委託証拠金を決定するための指標となります。



ですので、SPAN証拠金は公平な取引を行なうために証券取引所
が要求する最低必要額の証拠金となります。



トレーダーズ証券の場合ですと、委託証拠金がSPAN証拠金なの
で日経225先物や日経225オプションで50万円、日経225mini
で5万円最低維持証拠金としておさめます。



そして、SPAN証拠金は毎週月曜日に更新されるのですが、仮に
60万円となれば最低維持証拠金は60万円になります。



基本的にSPAN証拠金と必要証拠金は同じではありません。必要
証拠金はSPAN証拠金を元に各証券会社が顧客である個人投資
家向けて算出しますので各証券会社で金額はことなります。



例えば、E証券会社という証券会社では必要証拠金としてSPAN
証拠金の120%を証拠金として設定している場合は、直近に発表
されたSPAN証拠金が50万円であれば以下の通りです。


50×120%=60万円


SPAN証拠金が更新されるたびに計算しなおさなければならない
のでFXのように自由度は高くありません。しかし、リスクをしっかり
管理する上で非常に重要です。
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