日経225オプションはある意味時間との戦いです。買い戦略を立てるうえで1ヶ月以内という
限られた時間の中で、どのように闘うか考える必要があります。
マーケットで売買するプレミアムはアウトオブザマネーの時間価値を買うことに他なりません。
ですので、どうしても時間の経過を戦略として組み込む必要があるわけです。
実際に日経225オプションの相場ではSQの10日前には時間価値が急速に減るように設計
されているプレミアム価格は、何もなければ限りなくゼロに向かって動きます。
このため日経225オプション買いは時間を盛り込んでいる点が、株などとは大きく異なるわけ
ですから、それにあった戦略をたてなければなりません。
一つ例をあげさせていただきますと、SQまで残り30日の場合、5日前では同じ日経平均株価
が500円くらいの動いたとしても、プレミアムの動きは異なります。
プレミアム価格が30日前が50%前後で、5日前になると2〜3倍に変化するといった具合です。
このためギャンブル的に勝率の悪い日経225オプション買いを行うのであれば、負けは投入
資金内に限定されるため、大勝ち出来る相場をねらって取引した方が良いわけです。
その可能性があるSQ直前は、やはり相場全体が加熱します。
そうなると当然のことながら、投資スタイルはオールオアナッシングとなります。
ゼロになっても良い場合のみ取引することになります。
時間をかけて相場の大きなうねりを狙います。例えばには日経平均株価でいえば200円以上
の大きな変動を狙うことによって大勝ちするための条件となります。
世界経済が崩壊するかのように金融市場が混乱している今がチャンスなのかもしれません。
PR