基本的に日経225オプションを難しく考えてしまう要因の一つに、取引する上で個々の名称
が全て英語であるため、中々理解できないという点があげられます。
しかし、一つ二つと覚えていけば類似した意味のものもありますので、直ぐに理解できるよう
になります。そうした中で今回はデビッド・スプレッドについて解説させていただきます。
基本的にデビッド・スプレッドは、デビッドが売ったオプションから受け取れるプレミアムより
もオプションを買うために支払はなければならないプレミアムの方が大きいことをさします。
ですので、デビット・スプレッドは、売り買いの組み合わせによるオプションののポジションで
プレミアムがネットの支払いのものをさします。クレジット・スプレッドとは正反対です。
そして、同じ限月でありながら異なる権利行使価格の
スプレッドのポジションでもあるので、
混乱する場面がしばしば見受けられますので、この点に関しましては十分ご注意下さい。
また、コールの場合、アット・ザ・マネー、もしくは、アウト・オプ・ザ・マネーの権利行使価格
のコールを買うのと同時に、より高い権利行使価格のコールを売るわけです。ちなみに、
この場合の買いと売りの枚数の比率は１：１となります。
一方、プットの場合は、アット・ザ・マネーもしくは、アウト・オブ・ザ・マネーの権利行使価格
のプットを買うのと同時に、より低い権利行使価格のプットを売るわけです。そして、この
場合の買いと売りの枚数の比率は1:1となります。
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