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トレードの時系列データをつける利点 - 日経225オプションが分かるオプション取引入門





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トレードの時系列データをつける利点


過去の日経平均株価の動きを時系列にスプレッドシートに記録します。
日経225オプションの場合は、日経225の日々の価格、インプライド
ボラティリティ、プットおよびコール・レシオなどを書き留めます。



プットとコール・レシオの求め方についてですが、非常にシンプルです。
単純にプットオプションの出来高をコールオプションで割るだけです。



ですので、プットの出来高に対するコールの出来高の割合になります。
この指標からレシオの数値が高い=プットがコールに比べて買われて
いると判断することができるわけです。



ですので、相場全体は決して強気な状態ではありません。また、反対
にレシオの数値が低い=コールがプットよりも多く買われているわけ
ですから相場は当然のことながら強気な状態にあります。



そして、実際にプットおよびコール・レシオは逆張り的判断をする際
には以下の通り目安として判断を下します。

レシオが高い状態 = 市場参加者が弱気 = 相場は上昇

レシオが低い状態 = 市場参加者が強気 = 相場は下降



売買を記録することにより、半年、1年後と着実にデータベースとして
の威力は高まります。相場全体をこの数値をもとにイメージすること
が容易に出来るようになるためです。



プロとよばれているトレーダーの多くがネットで時系列データを入手
することができるも関わらず手書きで書き留めています。



今、相場は上向きか、下向きかあるいはレンジ相場かといったことが、
簡単に判断できるようになることは非常に大切です。



時間が経つ事で簡単に忘れてしまうことにもつながりますので、プラス
でもありますしマイナスでもあります。



また、手書きの時系列データは数字の羅列なので、一つ一つ連続した
数字が意味するものが何なのかを常に考える必要があります。



それが出来ないといつまでたっても相場全体を捉えることはできません。
ですので、ある程度時間がかかってしまったとしても、この辺りのことは
ないがしろにせずしっかりと積み上げていきたいものです。
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